藤七温泉「彩雲荘」の魅力を紹介。天空の温泉宿に泊まろう!

藤七温泉「彩雲荘」は、岩手県八幡平市にある東北最高峰の温泉宿。

硫黄の匂いに包まれる源泉のかけ流しと高地独特の空気に触れるうちに、日常の喧騒から逃れていることに気づくかもしれません。ここでは、藤七温泉「彩雲荘」の魅力について紹介していきます。

彩雲荘のロケーション

彩雲荘
出典:https://www.toshichi.com/

藤七(とうしち)温泉「彩雲荘」は、岩手山を臨む八幡平(はちまんたい)の標高1,400メートルに佇む宿泊施設です。
十和田八幡平国立公園内に位置する彩雲荘は、冬から春にかけて積雪のために休止するほどの温泉宿。毎年4月から10月の期間限定で営業を続けています。

天気の良い早朝(夏4時30分頃、秋5時30分頃)には、八幡平ならではのご来光および雲海を眺めることもできるかもしれません。映える写真の撮影に最適です。

藤七温泉「彩雲荘」のある八幡平は、トレッキングコースの名所でもあります。
6月にはミズバショウやヒナザクラ、7月にはキヌガサソウやハクサンシャクナゲなどの高山植物が目を潤してくれるでしょう。

東京からは東北新幹線盛岡駅で下車後、岩手県北バスに揺られ、およそ110分ほどで到着します。JR東日本線鹿角花輪駅や秋田新幹線田沢湖駅よりバスで向かうことも可能です。

夏から秋にかけては、事前予約の宿泊者限定の無料シャトルバス(盛岡駅⇒藤七温泉「彩雲荘」)に乗車できるかもしれません。

お車の場合には、八幡平樹海ラインが夜間通行止め(17時から翌朝8時30分)となるため、それを踏まえた上で走行することをおすすめします。

彩雲荘の魅力

彩雲荘の温泉
出典:https://www.toshichi.com/

藤七温泉「彩雲荘」の魅力のひとつに、標高1,400メートルの高地に立ち込める”硫黄泉”があげられます。天然の源泉をそのまま浴槽に流しているため、単純硫黄泉の成分を存分に浴びることが可能です。

露天風呂には、女性専用露天のほか、混浴露天一の湯、二の湯、三の湯、四の湯、そして混浴露天藤八の湯が用意されています。宿泊者の入浴時間は24時間。

春は桜、初夏の新緑、夏の涼風と満天の星空、秋の紅葉と、季節ごとに移り変わる景色をお楽しみください。

彩雲荘の部屋

彩雲荘の部屋
出典:https://www.toshichi.com/

藤七温泉「彩雲荘」は、本館20部屋、別館6部屋の合計26の和室で構成されている温泉宿です。

客室にはテレビはなく、電波状態も微妙であることから、あえて一切の情報を遮断することで、普段は見失いがちな”何か”を見つけることができるかもしれません。

おひとり様向けの和モダンルームは、和室にベッドを設けた独特な空間。
期間限定にて予約を承っています。
※1日限定1室のみ

彩雲荘の料理

彩雲荘の料理
出典:https://www.toshichi.com/

藤七温泉「彩雲荘」の料理は、八幡平で採れる山菜がメインのバイキング形式です。

根曲がり竹とも呼ばれる姫竹の刺し身や味噌煮や土佐煮、コシアブラやワラビ、サクやウルイ、タラの芽の天ぷらやあけび漬けなど、旬の時期でしか味わえない風味を堪能してください。

朝食と夕食のほか、お昼にも昼食バイキング(1人900円)を提供しています。

彩雲荘の情報とまとめ

施設名 藤七温泉 彩雲荘
住所 岩手県八幡平市松尾寄木北の又
電話番号 090-1495-0950
※衛星電話
おおよその予算 1名:12,000円~
公式サイト https://www.toshichi.com/

ここまで、藤七温泉「彩雲荘」の魅力について紹介してきました。
都市の便利な生活に慣れている方にとって、自然だけがそこにある藤七温泉「彩雲荘」は、まるで別世界のように感じられるかもしれません。
トレッキングや温泉を楽しむ方はもちろんのこと、本当の自分と向き合いたい方に訪れていただきたい温泉宿と言えるでしょう。