姥湯温泉「桝形屋」は、山形県米沢市の吾妻連峰、標高1,300メートルの位置にある秘湯の温泉宿。カモシカと相見えるほどの景観にて露天風呂に浸かるひとときは、まるで日常と非日常の境目のよう。ここでは、姥湯温泉「桝形屋」の魅力を紹介していきます。
桝形屋のロケーション
出典:http://www.ubayuonsen.com/
姥湯温泉「桝形屋」は、1533年(後奈良天皇/室町時代)に、枡形屋の初代当主が見つけた姥湯温泉(うばゆおんせん)をきっかけとして開業されました。すでに17代に渡る古く長い歴史を持つ温泉宿です。
冬は積雪のため閉館しており、4月下旬から11月上旬のみの期間限定の営業スタイルを取っています。2021年は4月28日から11月5日に開館予定です。予約は2021年3月1日より。
初夏には鮮やかな緑、秋には見渡す限りの紅葉に包まれ、自身がまるで風景画の一部となったかのような感覚を抱くことでしょう。
姥湯温泉「桝形屋」へのアクセスは、東京からはJR東北新幹線福島駅にて奥羽本線に乗り換え後、峠駅にて下車。
事前に予約することで宿泊者に限り、送迎が受けられます。
峠駅より歩く際には、8kmの山道をおよそ2時間20分ほどで到着する位置です。
お車の場合には、東北自動車道「福島飯坂インターチェンジ」より国道13号の米沢方面に向かいます。20分ほど走行し米沢市の板谷から山道に入り、14kmほど進んだところに姥湯温泉「桝形屋」があります。
桝形屋の魅力
出典:http://www.ubayuonsen.com/
姥湯温泉「桝形屋」の魅力といえば、やはり硫黄の匂いが立ち込める源泉かけ流しの温泉でしょう。白く濁ったとろみを持つお湯が特徴であり、風情とともに独特の効能感を覚える方もいるのではないでしょうか。
檜で作られた男女別の内風呂と、混浴と女性専用の露天風呂が用意されています。
内風呂は24時間、露天風呂は宿泊者のみ22時まで入浴可能です。
桝形屋の土産物
姥湯温泉「桝形屋」では、山形でしか入手できないと思われる、以下の土産物を取り揃えています。
姥湯「湯華」
藁を編んだものを姥湯に10日ほど浸してから、乾燥させることで完成する”湯の花”です。
100グラム580円(税込)と200グラム1,000円(税込)から選べます。
姥湯温泉せっけん「うばゆ」
姥湯の源泉を練り込んだものに、ハーブオイルと天然のハチミツを混ぜ合わせたオーガニック石鹸。販売価格は540円(税込)です。
仙境姥湯「特別本醸造」
米沢で収穫された厳選されたお米と吾妻山の清らかな水を、熟練の蔵人が醸造させた日本酒です。海産物などの料理とともに食中酒として味わうのに向いているでしょう。
販売価格は2,160円(税込)です。
桝形屋の部屋
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姥湯温泉「桝形屋」は、木造2階建ての施設です。合計13の客室には、すべて暖房とトイレ(ウォッシュレット付き)が完備されています。
姥湯温泉「桝形屋」のアメニティは次のとおり。
ハンドタオル、バスタオル、ボディーソープ、石鹸、シャンプー、リンス
ひげ剃り、綿棒、ドライヤー、櫛やブラシ、歯ブラシ、歯磨き粉
浴衣、スリッパ、羽毛布団
パジャマやバスローブなどを着用したい方は、持参したほうが良さそうです。
桝形屋の料理
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姥湯温泉「桝形屋」の料理は、朝食、夕食ともに食事処での提供となります。
近場で採れる山菜や、鯉などの川魚の刺し身や煮付け、米沢牛の焼物や芋煮など、季節ごとの食材を使った料理が基本です。
山形の地酒とともに味わうのも一興でしょう。
桝形屋の情報とまとめ
施設名 | 桝形屋 |
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住所 | 山形県米沢市大沢姥湯1 |
電話番号 | 090-7797-5934 |
おおよその予算 | 1人:12,500円(税抜)~ |
公式サイト | http://www.ubayuonsen.com/ |
ここまで、姥湯温泉「桝形屋」の魅力について紹介してきました。
姥湯温泉「桝形屋」は”日本秘湯を守る会”の会員です。
ゆるやかな時間の流れによって形成された岩たちを眺めながら、乳白色の湯に身を委ねられる体験は、枡形屋を訪れた方のみに許されています。
是非、初夏から秋の季節に予約をしてみてください。